鼻呼吸の重要性
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口呼吸でなく、鼻で息をしなさいと言われたことはないですか?鼻で呼吸しないといけないイメージとしては、鼻毛が外部からのゴミや埃、雑菌が鼻に付着して体内に入れないようにするからと思うかも知れません。それもありますが、さらに鼻で呼吸をしないといけない理由があります。
鼻の横あたりに、副鼻腔という空洞があります。その空洞は今まで何のためにあるのか実はわかっていませんでした。それが最近、その副鼻腔で「一酸化窒素」が鼻呼吸すると発生していることがわかり、発見された方はノーベル生理学、医学賞をもらいました。
その一酸化窒素はちょっとした毒です、しかし毒蛇が自分の毒でやられないように、自分で発生させる一酸化窒素は大丈夫という仕組み。逆にその一酸化窒素のおかけで外部からのウィルスや細菌を滅菌してくれるのです。
更に筋肉にも作用し、力や柔軟性などの運動能力を上げてくれます!内臓も平滑筋という筋肉で動いてますから身体の健康にはとても重要です。
鼻から呼吸しないと、それらの事ができなくなるから、口ではダメということですね。口は食べるのがメインの役割ですね。ただ、思い切って吐いたり話したりする出す方の役割があります。
呼吸はメインは鼻、出すのは口と考えたら良いですね。マスクして何か息苦しいからと口呼吸になっていたら本末転倒です。