なぜ健康の勉強をしないのか

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 ふと考えた事があります。学生時代に、「健康の勉強をしたことあったっけ?」と。思い出そうとしても保健体育の勉強で、今の整体師としての知識を学べる授業はなかったです。

 整体師としての知識って何かと言えば、難しくも何ともないです、昔の人がみんな当たり前にやっていた事ばかりです。例えば 「お日様を浴びながら気持ちよく歩く」 「食べ物を感謝しながらしっかり咀嚼していただく」 「身体が痛みを出していたら無理しない」 など。

 で、少し詳しく知ろうとすれば、なぜ歩かないといけないとかの理由です。人は血流が全て!血流が悪いと身体の良いもの悪いものの入れ替えが無くなるのです。酸素や栄養素、免疫に関わる白血球など全て血液に取り込まれて全身に行き渡ります。

 行き渡ったと同時に、次は身体にとって不要な老廃物をまた血液に取り込んで排出してくれます。であれば血液の流れは良くないと身体にどんどん老廃物溜まって症状が出てきますね。

 しっかり咀嚼しないといけない理由は、咀嚼不足だと消化器に大変負担になります。胃腸は免疫の要なので胃腸が咀嚼不足により負担が増えて弱ってしまえば、結果免疫が落ちてしまうのです。

 お日様を浴びないといけない理由は、身体の細胞の中にあるミトコンドリア(元気の源)の動きが悪くなり減っていってしまいます、疲れやすくなる原因です。デトックスに必要なビタミンDは太陽の光を浴びることで体内で作られていきます。

 あとは簡単な内臓の機能ですね、各内臓の場所や簡単な働きを知ること。骨格も骨の名前まで知らなくても、イメージ程度に知識はあった方がいいです。

 これくらいの知識は頭の柔らかい学生の頃ならあっという間に覚えることできます。自分はその知識を整体を始めて学びました。学校では学んだ記憶がありません。学んだかも知れませんが、そんなに大事な勉強だと思ってないから完全に忘れています。

 ここが一番重要な所です!!

 社会で生きていく上で、この地球上で生きていく上で一番大事なことは何でしょうか?間違いなく自分の身体の仕組みを知ることです。どうすればこの地球上で健康を維持できるかの教育が抜けているのです!

 今は健康知識は後回し、いい学校、会社に入るためばかりの勉強しかしてません。確かに勉強して良い会社に入っても、健康知識がないからすぐに病気になって困ってる方ばかりです。偉そうなこと言ってますが、自分自身もその1人でしたから。

 整体師になる前は病気のオンパレードでした、しかし整体師の仕事始めたら病気がなくなってしまいました。手術しないと治らないと言われたヘルニアも、いつの間にか改善されてます。他の症状も病院に行くことなくほぼ改善されてます。

 いくら給料の良い会社に入ったって、仕事が出来ない身体になったら働きたくても働けません。めちゃくちゃ単純な話です。なのにその健康の大事さの勉強がないのです!

 「もっと早く知っておきたかった」というのが率直な気持ちです。小学校に入ったら真っ先に勉強しないといけないのが読み書き、計算と同時にどうやったら健康を維持できるか、健康の大切さを勉強するべきだと思います。

 生きていく上で一番大事な命、健康の勉強がなされてないのが今の日本の教育です。