痛みと向き合う

お身体のご相談で多いのが 「腰痛」 「肩こり」 「膝痛」 「頭痛」 が痛みの四天王です。自分も若かりし頃は常に腰痛で、年に数回必ずぎっくり腰になっておりました。
必ずです😅
そんな自分が今ではぎっくり腰もなく、痛みも感じず生活できています。普通は年齢とともに身体はどんどん悪くなるものだと思われていますが、歳とともに若い頃より元気になっている自分は特別な存在なのでしょうか笑
そんなことはありません、痛みと向き合ってきた結果が結果的に健康な身体を手に入れたと実感します。
では痛みと向き合うとはどう言ったことなのでしょう?痛みに対して薬で解決する、痛みが出る前に常日頃、健康診断で身体の状態を把握する、お医者さんの指示に従う、症状を抑えるなど、簡単に言えば西洋医学ですね。残念ながら生活習慣、慢性的な痛みなどの症状には西洋医学では根本的に改善できません。
痛みに向き合うとは、その痛みという症状を抑えるのではなく、その痛みは「身体が良くしようと頑張ってくれている」と認識することからが始まりです。
「ええ〜」と声が聞こえてきそうですが事実です!なんで身体が痛みを出すのかと言えば、身体をこれ以上悪くさせないためです!痛ければ無理ができません、それ以上無理を続けたら組織が破壊されるから、痛みを発生して無理できないようにしてくれるのです。
この仕組みを知れば、『痛かったら痛み止め』という認識が変わるはずです。痛みを消してしまうと、確かに精神的にも肉体感覚的にも楽になりますが、結果的にまた無理ができてしまいます。本当は「もう動かさないで」と教えてくれていた部位を動かせるようになる、結果的に更に組織を破壊してしまう。
恐ろしいですね〜。
しかも痛みを止めるということは、炎症反応を止めるということです。「それっていいことじゃん」っと声が聞こえてきました😆そんなことはありません。
人の身体は決して意味もなく症状を出しません、痛みや炎症も嫌がらせで出したりしません。最近多い自己免疫疾患、いわゆる免疫不全ですが、これも何らかの意味があってそのような状況に身体がなって対応してくれているとさえ思えます(癌など)。
炎症すればその部位には大量の血液が送り込まれている証拠です、人間は血流が全て!この血流が止まった地点でその部位は壊死していきます。大量に血流を送り込むことで痛めた組織を回復に向かわせるのですね。そんな当たり前の、お医者さんなら誰でも知っている事なのに、何故か今では症状をすぐに抑える方にいっている。
確かにあまりにも尋常ではない痛み、耐え難い痛みには薬が必要です。自分もそんな事態になったらすぐにお医者さんに頼りますよ。しかし、ある程度の痛みであれば、何故そのような痛みが現れたのか理由を考えるところからがスタートです。
運動不足なのかそのまた逆の無理し過ぎなのか、食事の内容が悪いのか、人間関係の悩みなのか等、すぐに改善できる所から痛みを感じつつ、身体が頑張って改善してくれていると感謝しながら生活習慣を正していくのが真実であり 『痛みと向き合う』 ということです。
自分はそれで健康になりました☺️